とやまの森づくりサポートセンターでは、森林ボランティア活動にこれから参加される方や、現在活躍中のボランティアのみなさんの施業技術の習得・向上や安全確保を目的として、森林ボランティアの養成研修『森づくり塾』を開講しています。
そのなかの樹木分類実習を森林研究所の大宮先生と私が講師とさせていただきました。
入門基礎研修 【入門編】目 的:森づくりに必要な基礎知識や技術を習得します。
6/ 3(日)立山町吉峰地内(林業普及センター)
樹木分類実習 では植物分類を学び、野外で観察して特徴を覚えます。
具体的に言うと1時間程度の講義があった後、すぐ吉峰のフィールドへ出て午前中2時間、午後から2時間かけて約50種類説明します。1種類を約3分くらいで延々と説明します。
部屋に戻った後、そのなかから30種類の葉っぱを見て樹種名を書くテストを実施するものです。受講生をいじめているわけではありませんが、成果を確認して今後の意識付けにしてもらうのが目的です。
テストに出た30種類の内訳は次の通りです。
スギ、アスナロ、ヒノキ、クロベ、ハウチワカエデ、コハウチワカエデ、ウリカエデ、ウリハダカエデ、シラカシ、コナラ、クリ、ブナ、ホオノキ、トチノキ、エゾユズリハ、ヤマウルシ、ヌルデ、ヤマボウシ、キブシ、ヒサカキ、ユキツバキ、ナツツバキ、エゴノキ、ハクウンボク、オオバクロモジ、アズキナシ、ヤマグワ、オオカメノキ、ミズメ、ソヨゴ
みなさんは分類できますか?
私は、この場を借りて樹木分類の意義、難しさを教えています。
「じっくり地道に学ぶ」「深入りしない」を強調しました。
最後に図鑑の紹介をしました。
先づは無料で森林研究所から出されてるものは絶対オススメです!
10/14(日)にも同じ内容で実施されます。
樹木分類に興味のある方にとってはとても充実したものです。ぜひ参加検討して見てください。
(吉峰のフィールを実際に歩いて樹木の鑑定方法を学ぶものです。また受講すると相当満足いく書籍や資料が無料で提供されます。)
「受講資格:当センターに登録している団体・企業会員及び個人会員の方。」とありますが、個人会員は手続きをすれば容易に個人会員になることができます。
詳細はとやまの森づくりサポートセンターのホームページに親切な情報が掲載されています。
http://www.taff.or.jp/saposen/index.html
http://www.taff.or.jp/saposen/H30_moridukurijiku/H30_annai_chirasi%20.pdf
わからないことあれば私に問い合わせされても結構です。
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