5月26日に実施
テーマは「人の手によって植えられた樹木について考える」で、高岡古城公園、稲荷公園、浜黒崎海岸に引き続いて今年で4回目になります。
山にある樹木は自然淘汰されたもので、人との関わりがあまりありません。ところが、都市公園やみなさんのお庭に植えられた樹木は、ほぼ100%人との関わりがあります。
一連の観察会は、安全な都市公園の現場を見ながら、そのへんの違いや「矛盾した人の都合」を学びながら「樹木の大切さを学習する」ことを趣旨としています。
呉羽山公園(都市緑化植物園)は現在造成中ですが、呉羽山の県立図書館に隣接する約10haの都市公園です。都市公園としては珍しく既存の樹木が保全・活用されているせいか、下見の段階で約100種類の樹木がありました。既設の樹木と公園化された樹木の両方が観察できます。一方、北代緑地は廃棄物最終処理場を埋め立てたられた後、樹木は完全に人に手によって植えられ、今は市民の憩いの場として利用されています。
雨男の私としてはめずらしく晴天にめぐまれました。一般参加者も含めて、24名の参加がありました。
ソメイヨシノのタテ傷と移植の話
たくましいエドヒガン(既存の樹木)
樹木名板のくいこみ
歩道を作ったため根がむき出しになり、キズができた?
ツリバナはニシキギ科なので秋には真っ赤になるはずです
アベマキの葉裏の星状毛をルーペで熱心に観察しておられた
最後に木陰で反省会
「身近な公園の良さ」が話題にあがりました。みなさんも休日の合間に、ぶらりでかけませんか?
今回のまとめを、8月クーラの効いた室内で、パワーポイントを使用した研修会を実施することを宣伝しました。
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